こんにちは、オオトリです。
みなさんは「セラミド」をご存じですか?
セラミドは健康な肌には欠かせない重要な成分です。
今回は肌が荒れやすい筆者が使ってよかったセラミド配合の乳液を2点紹介します。
使用感レビューもありますので、セラミド入りの乳液をお探しの方はぜひお読みください。
セラミドとは
セラミドは肌の保湿因子である細胞間脂質のひとつ。
細胞間脂質は肌に水分を保つ役割をもち、この50%をセラミドが占めています。
セラミドは肌のうるおいを保つ大切な成分なのです。
残念なことに、セラミドは年齢とともに減少してしまいます。
50代では20代の約半分まで減ってしまうという報告も。
また洗いすぎや生活環境などによる肌の乾燥でもセラミドは減ってしまいます。
スキンケアなどでセラミドを上手に取り入れて、うるおいのある健康な肌をめざしたいですね。
セラミドの働きについて、もう少しくわしく見ていきましょう。
「セラミド」とは?肌の保湿に欠かせない潤い成分
大正製薬 https://brand.taisho.co.jp/contents/beauty/447/
セラミドの働き① 肌のバリア機能
セラミドで満たされた肌はバリア機能が高く、外部からの刺激を受けにくい状態です。
バリア機能が高いと肌荒れしにくく、アレルギー物質などの侵入を防ぐことができるのです。
肌が荒れやすい方は積極的に摂りたい成分ですね。
セラミドの働き② 肌の潤いを保つ
セラミドには水分を保持する機能があります。
そのため、十分な量のセラミドがあるとキメの整ったうるおいのある肌になります。
肌がふっくらとしていると毛穴も目立ちにくくなりますよ。
コラーゲンやヒアルロン酸より肌の保湿力で言えばセラミドの方が上だそうです。
セラミドの働き③ 皮膚老化を抑制できる?
ロート製薬の研究では「セラミドの抗炎症効果は皮膚老化に対するアプローチに有用である」という研究結果が出ています。
セラミドが肌の赤みや肌弾力の向上、毛穴やシミ改善に効果があったそう。
今後の研究や商品開発が待たれるところです。
皮膚老化に対するセラミドの新たな機能の発見
ロート製薬株式会社 https://www.rohto.co.jp/research/researchnews/technologyrelease/2023/0627_01/
セラミドが不足するとどうなる?
セラミドが不足すると肌のバリア機能が低下して肌が乾燥しやすくなり、シワもできやすくなります。
毎日のスキンケアやインナーケアでセラミドを補っていきましょう。
セラミドはどうやって補う?
スキンケアでは洗い過ぎを防ぐことと化粧水などでセラミドを補給することが重要です。
スキンケア
洗顔
肌をごしごし洗うとセラミドも一緒に洗い流されてしまいます。
洗顔料は泡立てて肌をこすらないようにしましょう。
保湿
肌の乾燥でもセラミドは減ってしまいます。
乾燥を防ぐためにも適切な保湿を心がけましょう。
補給
セラミドが配合されているスキンケア化粧品はセラミドの補給に最適です。
全成分表示は配合量が多い順に記載されているので、セラミドの表記が前の方にある商品を選ぶとセラミドの配合量も多くなります。
またセラミドには4種類あります。
それぞれ特徴があるので、セラミド入り化粧品を探す時の参考にするとよいでしょう。
【天然セラミド】(ビオセラミド、セレブロシドなど)
哺乳類由来のセラミド。浸透性がよく、高い保湿効果が期待できる。
【ヒト型セラミド】(セラミド2、セラミド3など)
人の肌にあるセラミドに似せて作られたもの。保湿効果や浸透力に優れている。
【植物性セラミド】(米ヌカスフィンゴ糖脂質など)
植物由来のセラミド。天然・ヒト型に比べれば浸透力はやや下がるが保湿力はある。
【疑似セラミド】
セラミドに似せて化学的に合成したセラミド。安価だが天然・ヒト型に比べて効果は劣る。
セラミドとは? 肌の潤いを守る保湿成分
大正製薬 https://taisho-beauty.jp/TB/shop/pages/doctor018.aspx
インナーケア
インナーケアでは全身の肌のセラミド量を増やすことができます。
セラミドは1日0.6㎎以上摂取すると肌のバリア機能の強化が期待できるそうですよ。
食品では生芋こんにゃくや米、小麦、大豆や牛乳などにセラミドが多く含まれます。
食べ物だけでは0.6㎎の摂取が難しい場合もあるので、サプリメントなどを取り入れてもいいかもしれませんね。
減量のために主食を抜く人がいますが、それではセラミドが減少して肌がカサカサになります。主食は適切に摂りましょう。
いかがでしょうか。
セラミドの重要性がお分かりいただけたかと思います。
ここからは私が使ってよかったセラミド配合の乳液をご紹介します。
私は肌が荒れやすく、スキンケアは無香料・アルコールフリー・オイルフリーのものを使っていますので同じような肌質の方にも参考になれば幸いです。
ご紹介する商品の使用感・効果はオオトリの主観による個人の感想です。
万人には当てはまらないのでご承知おきください。
花王 【キュレル】 皮脂トラブルケアシリーズ 保湿ジェル
1つめにご紹介するのはキュレル 皮脂トラブルケアシリーズの保湿ジェルです。
私は化粧水と保湿ジェルがセットのトライアルサイズを購入しました。
現品を購入しても肌に合わない場合があるので、トライアルサイズがあるのは助かります。
はじめは化粧水→保湿ジェルの順で使っていたのですが、だんだんと保湿ジェル単体の使用となりました(ものぐさ…)。
【キュレル】保湿ジェルの概要
- 無香料・無着色
- ノンオイリー処方
- アルコールフリー
- セラミド機能成分を配合
- ノンコメドジェニックテスト済み
- 120ml 1980円(税込) ※2023年8月1日現在
成分はこんなかんじ。
全成分表示の7番目にある「ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド」がセラミド機能成分です。
花王が独自開発した、セラミドに似た効果を発揮する成分だそうです。
また「アレルギーテストや敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み」という記載もあり、敏感肌向けの商品として徹底している印象。
なにより大手化粧品会社の商品なので安心感がありますね。
【キュレル】使用した感想
乳白色の乳液です。
においやべたつきもありません。
すーっと浸透する感覚で、塗布後はべたつかず肌がサラサラな状態です。
私の主観ではありますがとにかく使い心地がよい乳液でした。
スキンケアでは大事なポイントですよね。
トライアルサイズを使用している間肌トラブルがなかったため、現品を購入しました。
現品はプッシュ式になっているので衛生面も気になりません。
1回3プッシュを朝晩使って2か月以上はもちます。
コスパもいいですね。
またドラッグストアで購入できるのもポイント。
(逆にAmazonだと購入できない時があります。)
価格も手ごろですので、「まずはセラミド入り乳液を試してみたい」という方におすすめの商品です。
オイルフリーなのでニキビが気になる方にもぴったりですよ。
CeraLabo 【セラキュア】 センシティブジェリー
次にご紹介するのはCeraLabo セラキュア センシティブジェリーです。
こちらは美容化学者のかずのすけさんがプロデュースされている商品。
ずっと気になっていたので、思い切って購入しました。
同シリーズに化粧水もありますが、ものぐさな私は単品の使用です。
【セラキュア】センシティブジェリーの概要
- 無香料・無着色
- エタノールフリー
- グリセリンフリー
- ノンオイル
- 7種類のセラミド配合
- NMF(天然保湿因子)配合
- 100ml 2900円(税込) ※2023年8月1日現在
成分はこんな感じ。
全成分表示の6番目から12番目に7種類のセラミドが記載されています。
- セラミドEOP
- セラミドNG
- セラミドNP
- セラミドAG
- セラミドAP
- グルコシルセラミド
- フィトスフィンゴシン
原価が高いヒト型セラミドが5種類も配合。ぜいたくです。
またNMF(天然保湿因子)であるアミノ酸15種類やベタイン、PCA-Naも配合されています。
成分表を読むだけで肌がきれいになりそう。
センシティブジェリーはグリセリンフリーの商品なので、ニキビや毛穴に悩む方やグリセリンフリーの乳液をお探しの方にぴったりかと思います。
なかなか扱っているお店がないので公式サイトからの購入がおすすめ。
送料無料で届けてくれますよ。※2023年8月1日現在
【セラキュア】使用した感想
ジェリーとありますが商品に粘性はなく、さらっとしていてすぐ肌になじみます。
スキンケアの後のメイクもスムーズにできるので朝の時短になります。
筆者はこの商品を使い始めてから余計な皮脂が出なくなりました。
常に肌がサラサラ。
Tゾーンがベタベタせず、日中も快適です。
ですがもう少し保湿力がほしいなあと感じました(寒い季節に使用したからかも)。
夏から使って肌を慣らしていくといいかもしれません。
センシティブジェリーは1回3プッシュを朝晩使用して1か月ほどもちました。
キュレルに比べるとコスパはそこまでよくないかもしれませんが、配合成分のぜいたくさと送料無料を考えたら高くはないと思います。
私は今回リピート購入はしませんでしたが、また使いたくなるかも。
【セラキュア】注意点
センシティブジェリーは使用する前に製品を振る必要があります。
そうすることでセラミドが混ざり合い、理想的な状態になるそうです。
慣れるまでうっかり振るのを忘れてしまうことも…。
さいごに
今回はセラミド入りの乳液を2種類ご紹介しました。
セラミドを日常的に補給して、ふっくらとした潤いのある肌を目指したいですね。
この記事がみなさまのスキンケアに少しでもお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。