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こんにちは、オオトリです。
このたび10年ぶりに仕事をすることにしました。
といっても1日4時間のパートではありますが…。
今回はなんのスキルもないフツーの主婦がパートを始めるにあたり、
と感じたことを備忘録を兼ねて紹介します。
これから久しぶりに仕事を始めようと考えている子持ち主婦(夫)の方の参考になれば幸いです。
子持ち主婦、パートをさがす
妊娠・出産・育児を経験して気づけばもう10年。
下の子も園に通い日中は自分の時間がもてるようになりました。
産後にやりたかったこともひと通りやり終えて、ここらでパートをはじめようかなと考えるように。
子どもが学校や園に行っている間に4時間ほどのパートができないか探すことにしました。
スキルも資格もないけれど
筆者は特筆すべきスキルや資格は持っていません。
学生の頃は飲食店でアルバイトをしたり、事務の仕事をしていましたが出産後はパソコンすら触らない日々が続き…。
このブログを始めるにあたって8年ぶりにパソコンを開いたくらいです。
ということでなんのスキルもない筆者のパートさがしは仕事内容よりも勤務時間や日数を優先することに。
求人アプリを活用したりインターネットで「〇〇(地域名) パート」と検索して求人を探しました。
上記の条件で検索してみると、意外と求人はある。
飲食店や小売店の接客・販売が多いかなという印象でした。
エクセルなどのPCスキルがあれば事務の仕事ができるのになあ…と、自分の能力不足にため息が出たりしていました。
さあ、まずはパートを始める前の準備をしましょう。
パートを始めるにあたって大事だと思ったこと
今回パートを始めるにあたって筆者が大事だと感じたことは4つです。
1.妥協する
2.パートナーや家族とよく相談する
3.近場をさがす
4.働く時間や曜日を明確にする
くわしく説明しますね。
1.妥協する
独身の時とは違い、今の私たちには子どもがいて家族がいます。
まずは自分の「やりたい!」だけで仕事内容や勤務時間を決めることができないことを念頭においておきましょう。
主婦(夫)のパートさがしには多少の妥協が必要です。
この仕事やりたいけど時間が合わない…と感じることがしばしばでした。
2.パートナーや家族とよく相談する
今回パートをさがすにあたって、パートナーとよく相談するのが特に大切なのかなと感じました。
できればパートさがしの進捗状況を相方に報告するようにして、迷ったら相談する。
そうすることによって納得のいくパートさがしができるのではないかと思います。
3. 近場を探す
通勤時間は短ければ短いほどいいと思うんです。
ただでさえ限られている時間の中、移動に時間をかけたくありません。
パート先が子どもが通う園や学校の近くであれば呼び出しがあってもすぐに迎えに行くことができます。
かと言って自分がよく利用する店で働くのも気まずいと感じるので、ほどよい距離感を意識しています。
4.働ける時間や曜日を明確にする
子どもがいると働ける時間や日数に限りがあります。
下記のことを想定しながら働く時間や曜日を明確にしていきましょう。
ちなみに、先輩ママからは「久しぶりの仕事なら1週間の半分くらいから始めるといい」とアドバイスをもらいました。参考までに。
子どもの予定を確認する
子どもが通う学校や園の年間予定を確認して働ける曜日を把握しましょう。
小学校ですと土曜日に運動会や参観日などの行事、月曜日は振替休日が多いかと思います。
シフト固定の場合、お留守番が難しい年齢であれば月曜日の出勤は避けた方がベターかもしれません。
子どもの習い事を確認する
子どもにはいろいろな体験をさせてあげたいですよね。
習い事をしている場合は送り迎えの時間にかぶることがないか確認しておきましょう。
また地域で開催されている子ども対象のイベントや講座は土日が多いので、土日で仕事をさがす方は子どもの付き添いをパートナーに頼めないかなど考慮しておくといいです。
実家の援助はあるか
子どもを実家に預けることができれば勤務時間や日数にも融通がききます。
実家が遠い場合は近所の方に頼んだり、ファミリーサポートを検討してみてもいいかもしれません。
長期休みをどうするか
子どもがいる家庭では夏休みなどの長期休みが最大の悩みでもありますよね。
学童やお預かりを利用することも考えてみましょう。
また近所に預かってくれる方がいれば心強いですね。
学生バイトが多い飲食店では長期休みの出勤を配慮してくれるところもあるようです。
あらかじめ電話などで問い合わせてみるのもいいかもしれません。
この春休み中、筆者は近所の方に子どもたちを預かっていただきました。
本当に助かりました…!
履歴書を書こう
子持ち主婦(夫)の仕事さがしは難しいと聞いていたので、履歴書を書く際は働く意欲や誠意が伝わるように努めました。
志望動機欄には
「自宅から近いため、できるだけ長く勤めたいと考えております。」
またホームページを参考にして本人希望記入欄に下記の文言を記載しました。
「子どもの学校行事と重なる日はお休みをご相談させていただく場合がございます。予定は年度初めにわかりますので、早めにご相談させていただくよう努めます。」
履歴書に書いて終わりではなく、面接でも口頭で伝えることを忘れずに。
子どもの行事に関してなにか言われた際に「面接でも申し上げましたよね」と強気にでれます。
子どもがいるパート履歴書の本人希望欄はどう書く?書き方の基本と記入例を紹介
おもてなしHR https://column.omotenashi.work/column/manual/21388
面接に行こう
さて面接です。
面接に着ていく服はある程度きちんと感があるものがいいですよね。
理想はスーツなのでしょうが、この10年間スーツを着る機会がなかったので20代の時に買ったものは処分してしまいました。(ウエストもきつかったし…)
面接の服装はそれっぽくみえるように子どものセレモニー用に購入したジャケットに白のインナー、黒のパンツを着用しました。
バッグはA4サイズが入るキレイめなバッグを。
そして久々にヒールがある靴を履きました。
スニーカーに慣れている足は次の日見事に筋肉痛となりました…。
面接にて
面接でのポイントはいい人になるな!です
ちょっと強い言い方ですが、いい人になっちゃだめです。
家庭と両立して働くためにはこちらにも要望があります。
少しの妥協は必要かもしれませんが、面接に受かりたいからと先方の言うことばかり聞いて自分の希望と全然違う条件になっていては本末転倒だと思いませんか?
パートさがしの準備として、働ける時間や曜日を明確にしましたよね。
面接では希望の勤務日数・時間を主張しましょう。
例えば「人が足りないからもう少しシフトを増やしてほしい」と言われても、無理とわかっていれば無理と言っておきましょう。
もう大人なんですもの、「これ以上は無理です」と言葉にするのも大切です。
仮に安請け合いしても、後で「やっぱりできません」となると自分の評価が落ちるだけでなく周りにも迷惑をかけてしまいます。
私も押しに弱いタイプなので、今回のパートさがしではちょっと後悔している部分もあります…。
筆者の場合、面接で想定外だったのが希望ではなかった時間の勤務になったこと。
悪い印象にしたくないと思って即答でイエスと言ってしまいましたが、今考えると
と言えばよかったなと思っています。
こう伝えてなにか言われるのであれば、その職場は子どもを持つあなたに合わないと思います。断ることも視野にいれましょう。
仕事さがしはタイミングも大事だったりするので、あせらず自分の条件に合う求人を待ちましょう。
パートが決まったら
筆者は面接後すぐに採用の連絡をいただきました。
今は人手不足なので私のような主婦でももぐりこめた、というかんじです。
10年ぶりの仕事です。
謙虚な気持ちを忘れずに、ちょっとしたことでもわからないことはすぐに聞くように心がけています。
パートをはじめてみて
10年ぶりにパートをはじめて筆者が感じたことを紹介します。
時間がない
1日があっという間に過ぎます。
朝子どもたちを見送ったらすぐ出勤。
パートを終えてごはんを食べたらもうお迎えの時間。
長男も学校から帰ってきます。
ある意味充実した毎日です。
4時間のパートなら大丈夫でしょ!と考えていましたが甘かったですね。
新しい人間関係が新鮮
子どもが生まれてからは〇〇ちゃんのママやお迎えが一緒のママ、児童館の□□さんといった子どもを含んだ交友関係しかありませんでした。
子どものママという名称でしか自分を認識されていない気がして、なんとなく息苦しさを感じることも。
パートを始めたことでできた子ども抜きの人間関係がとっても新鮮!
久しぶりな感覚でなんだかうれしく感じます。
家庭以外の交流があることで気分転換にもなっています。
お子さんが成人している先輩ママや学生さんと話すのが本当に新鮮!
にぶっていた脳みそがアップデートしている感じです。
よけいなことを考えなくなった
パートを始める前に比べるとネガティブなことを考えることがなくなりました。
今はその日1日を乗り切るのに精いっぱい。
以前は長期休みが始まれば「一人の時間がほしい」「この休みはいつまで続くんだ」とうだうだ考えておりましたが…。
パートの日のお預かりや家事をどうやってまわしていこうかということで頭がいっぱいになってネガティブなことを考える隙がありません。
ヒマな時ほどよけいなことを考えるので、適度に忙しいのもいいのかもしれませんね。
パート中は家族と離れているからか、最近は「ひとりになりたい」とはあまり感じなくなりました。
自尊心が高まる
仕事をしていることで自尊心が高まりました。
子どもたちに「仕事に行ってくるね」という言葉が誇らしくさえ思います。
専業主婦の時は働いているママさんに引け目を感じていたので、気分的にちょっとラクになりました。
お金を稼げる
これがやっぱり嬉しい。
なんの取り柄もない私でもお金を稼げる!
自分で稼いだお金があることが精神的な支えにもなります。
おまけ
パートをはじめると家事にかける時間が少なくなりますよね。
家の中が疎かにならないように筆者が心がけているのは3つです。
今日やらなきゃいけない家事じゃなければ後回し。
そして元気がある朝の行動がキモです。
食事づくり
朝のうちに夕食の仕込みまでやっておき、疲れている夕方以降はかんたんな作業だけにするようにしています。
そのためには献立をあらかじめ考えておくこともポイントです。
献立はメイン料理とボリュームある汁物の2品にしてできるだけ作らないようにしたり、レンジでチンしてできる総菜をストックしています。
疲れない食事づくりについては「もう料理に疲れない!30代主婦が実践する毎日の食事づくりをラクにする方法を紹介します。」で書いているので、興味のある方はご覧になってみてください。
掃除
また部屋の掃除機がけは週2日→1回にしました。
ほこりが溜まりやすい場所は気になった時にハンディ掃除機でちょこちょことそうじしています。
コードレスタイプだとさっと使えるので便利ですよ。
疲れすぎると性格も悪くなってくるので、できるだけ無理をしないように心がけています。
スケジュール管理
子どもや家のことなど、家庭のスケジュール管理をしている母は“やるべきこと”を忘れないようにしなければなりません。
そこで活用しているのがスマホのリマインダー機能。
「あ、これやらなきゃいけないんだった」と思いついたらすぐリマインダーのアプリに入れるようにしています。
指定した日時に通知してくれるのでとっても便利ですよ。
(そしてチェックを入れるまで通知は消えない)
今では欠かせないツールとなりました。
はじめはメモ帳や手帳に書いていたのですが、面倒だったり探す手間がかかったのでスマホのリマインダー機能に落ち着きました。
さいごに
今回は子持ち主婦のパートさがしをご紹介しました。
久しぶりの仕事は気力も体力も必要ですが、メリハリがあって毎日が充実しております。
そして独身の時に比べて「いろんな人に支えられて仕事ができているなあ」と実感しています。
やさしく見守ってくださる近所の方。
お留守番してくれている子どもたち。
そして相方。
私のパートの都合で仕事を在宅に調整してくれてありがとう。
なんとかふんばりつつ、下の子が小学校に入ったらフルタイムの仕事をするのが当面の目標です。
がんばるぞ!
この記事が久しぶりに仕事をはじめようと考えている子持ち主婦(夫)の方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
30代、いろいろと鈍っております。