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こんにちは、オオトリです。
「30代に入って自分に似合う服がない」
「自分になにが似合うのか、急にわからなくなった」
こう思っている方はいらっしゃいますか?
まさに筆者も同じで、30代に入ってから自分に似合う服がわからなくなってしまった時期がありました。
今回はそんな服装迷子だった筆者が4年かけて実践した〈自分に似合う服の見つけ方〉を紹介します。
似合う服がわからなくなってしまった30代の方の参考になれば幸いです。
30代、なにを着ればいいかわかりません!
その日は突然やってきました。
「この服、私に似合ってる?」
クローゼットには10代、20代で購入した服たちがたくさんあるのですが、なんだかしっくりこない。
なんか違う。
今まで感じなかった違和感を感じるようになりました。
そして急に服を整理したくなったのです。
いま振り返ると「今までの服(=自分)を脱ぎ捨てたい」「今までの服(=自分)とサヨナラしたい」という気持ちが強かったのかもしれません。
ライフステージの変化や気持ちの切り替えという意味合いがあったように思います。
似合うって何だろう
そもそも似合うとはどういうことなのでしょうか。
辞書をひくと「ちょうどよく釣り合う・調和する」と記載されています。
つまり「私に似合う服」とは自分の(外見の)イメージと違和感がなく、全体的に見てまとまっている服のことを指すんですね。
特に〈調和〉というキーワードが重要で、今の私の年齢や体型、ライフスタイルなどが密接に関わってきます。
先述した違和感の正体はおそらく自分と服の調和がとれてないことに起因するものだったのでしょう。
このままではいかん。
思い立ったらすぐ行動する筆者は、この不調和状態をなんとかするために以下のことを行いました。
くわしく紹介していきますね。
不要な服はさようなら
私に似合わない服を大事に持っていても仕方ありませんよね。
まずは不要な服を処分することから始めました。
ですが、何から手をつけたらいいかわかりません。
そこで本から教えてもらうことにしました。
当時お世話になったのが地曳いく子さん著書の「服を買うなら、捨てなさい」。
初めて読んだときは衝撃を受け、筆者の服に対する考え方が大きく変わりました。
スタイリスト歴40年(!)の地曳さんが服との付き合い方を教えてくれますよ。
本書には服とサヨナラする方法も具体的に書かれているので、参考にしながら下記の服を処分していきました。
着てみたものの、どこかがキツかったりかゆくなる服。
筆者は化繊アレルギーなのでチクチクしてストレスに感じる服も当てはまりました。
“今の私の気分”に合わない服は10代や20代で購入した服が当てはまりました。
筆者はレースやフリルが好きだったんですが、育児中の“今の私”はそんな夢見る甘口な気分じゃあない。
動きやすく汚れても気にならないような服を残しました。
今まで何の疑問も持たずに着ていた服なのに「なんか着ると恥ずかしい」と思うことが。
おそらく今後着ることはないので、こちらも潔く処分。
体のラインがはっきり出るシルエットや毛玉が目立つ服が当てはまりました。
サヨナラした後は
この時処分した服は持っていた量の半分をゆうに超えました。
今までそれだけの服をため込んでいたかと思うと、恐ろしいですね…。
処分するか悩んだ服は紙袋に入れておき、数か月後に見直して「もう着ないな」と思ったら処分しました。
数か月も経つと服に対する未練もありません。
この方法も先述した「服を買うなら、捨てなさい」を参考にしました。
さあ、今までの服とはさようなら。
今の私に合う新しい服を選びましょう。
でもその前に、新しい服をお迎えする前に筆者が行ったことがあります。
これが大事な作業なので参考にしてみてください。
私を知る
自分を知ることはとっても大切。
自分にはどんな色や素材の服が似合うかご存じですか?
自分に似合う服を着れば、自身の魅力もアップします。
そして自分に似合う服を選ぶためには、自分を知ることが欠かせません。
〈私〉を知るために筆者が行ったことを紹介します。
似合う色や素材を知る
まずは外観的なものからと、筆者はココナラでパーソナルカラー診断を受けました。
指定の写真と質問に答えるだけで自宅にいながら手軽に診断を受けられます。
パーソナルカラー診断といってもいろんな方が出品されていらっしゃるので「診断を受けてみたい」と思う方に依頼しましょう。
その際は出品者の経歴や評価を参考にすることをおすすめします。
筆者の場合、診断結果はなんとなく自分が思っていたものと合致していましたが、詳細にアドバイスをいただくことで確信がもてましたし「私はこれが似合う」と自信につながりました。
受けてよかったサービスだと思っています。
こうやって気軽にプロの方にアドバイスいただけるので、今はいい時代ですよね。
ライフスタイルを知る
30代になると、人それぞれライフスタイルができあがっています。
フルタイムで働いている人、子育て中の人、よく自転車に乗ったり、車の運転が多い人…。
10代や20代に比べて体型も変わってきていますよね。
そんな自分のライフスタイルや体型に合った服を選ぶとしっくりくると思います。
例えば、筆者は子どもが小さい時はパンツ+スニーカー+リュックサック+帽子が一番しっくりきました。
パンプスなんてはいた日にゃあ汚れが気になってしかたがない。
子どもが大きくなるにつれて上記の服装にムズムズし始め、今はロングスカートやショートブーツを楽しんでいます。
これも私の変化ですね。
好きなものを知る
自分の好みをご存じですか?
先述の通り筆者はフリルやレースが好きだったのですが「あれ、今はそこまで好きじゃないかも」と気づきました。
よくよく自分が心地いいと思う持ち物や服をみると、シンプルなものが多かったんですよね。
10代の頃好きだったキャラクターものだって、30代の今はもうなくても大丈夫。
「私はこれが好き(だった)」という思い込みに気づいて「今好きなもの」を優先しています。
コーディネートを学ぶ
恥ずかしながら、筆者は今までコーディネートに無頓着で自己流で服を着ていました。
なんでもそうですが、うまくいくためにはある程度法則があるんですよね。
最低限の着こなし方を身につけていればファッション素人でもそれなりに見えるものです。
ということで筆者が行っていることは主に2つです。
ファッション系の本を読む
スタイリストの方が執筆されている書籍はたくさんあります。
それぞれのスタイリング理論があるので、自分の理想や目標に合う方を見つけられるといいですね。
また事前に著書のSNSなどを見て自分が「ステキ」と思う方の本を読むのもおすすめです。
街ゆく人をウォッチング
街ゆく人やテレビの人を観察して「いいな」「素敵だな」と思うコーディネートをチェック。
なにがいいと思ったのか、どこが好きなのかを分析すると自分が目指しているものが見えてきたりします。
外でウォッチングする際はあやしい人にならないよう気をつけてくださいね。
おすすめの本
この4年間、筆者は自分が身につけるものを見直しました。
その際に参考になった本を紹介します。
「服はいっぱいあるのにあか抜けきれないと思ったら」
スタイリストの黒田 茜さん著書「服はいっぱいあるのにあか抜けきれないと思ったら」は骨格診断や身長に関係なく、日本人体形に焦点を当てたコーディネートを提案しています。
毎ページにイラストがあるのでわかりやすく、さくさくと読めますよ。
ちなみに筆者は本書で紹介されているコーディネートを試したところ「足が長くなった?」と言われました!
ふふふ…。
手っ取り早く垢抜けたいと思う方に特におすすめしたい本です。
「年齢を重ねるのが楽しみになる フランス流のもの選び」
YouTubeでチャンネルをもつKatieさんの書籍「年齢を重ねるのが楽しみになる フランス流のもの選び」もおすすめです。
20代で欧州企業に就職したKatieさんがフランスで学んだもの選びを紹介しています。
「本当に自分のスタイルに合ったものを、長く大切に使う」
「使い込んだものにこそ魅力がある」
上記の言葉がズドンと響き、ものの選び方や付き合い方を改めて考えさせられます。
30代からの大人女子にはぜひ手にとっていただきたい一冊です。
経年劣化を楽しむ、という考えは筆者も参考になりました。
YouTubeのチャンネルページもおしゃれで見ているだけでウキウキしますよ。
さいごに
今回は筆者が実践した自分に似合う服選びを紹介しました。
自分の服を見直してきた筆者が思うことは、30代に入ったら服選びには以下の要素が大切なのではないかということです。
無理して服を着るのはもう卒業。
大人の余裕をもちつつ、自分に似合う服を着て毎日を心地よく過ごしたいですね。
そして今までの服に違和感を感じているということは、きっと自分が成長しているということ。
変化を楽しみながら今の自分に似合う服を選びましょう。
この記事が似合う服がわからなくなってしまった30代の方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
そういえば今まで服を捨てたことってなかったような…。